今回紹介する本は、著者のコンサルタント経験から、どういうことをやっている人間が、仕事ができるやつなのかを見出し、できるやつになるために、今日、1週間、1ヶ月、1年、3年、一生単位で何をやっていくべきかをまとめあげた本になっています。
単なる方法論に留まらず、著者がすごいビジネスマンと出会った経験談を交え、人生論までに発展していく読み応えのある内容となっています。
今回は、私が印象的だった内容を2つだけ、紹介したいと思います。
今日からできることは、やろうと決めること。そして実際にやってみること。
何をしたら変われるのか。現状に満足していないのであれば、とにかく何かをやろうと決めることです。そして、実際にやってみましょう。
決断することは、実は長期的に見れば人生が変わるほどのきっかけになる可能性があるわけです。
そして、決断したらそれをやってみましょう。やってみたいと思うのと、やってみたとでは天と地くらいの差があります。
挫折は付き物ですので、やってみてうまくいかなかったらまた次のものを設定すればいいだけです。気軽に決断することが大事だと思います。
コミュ力をあげる
できる人間になるための手法として、コミュ力の向上が1つの選択肢としてあげられると思います。
コミュ力をあげる1つの手段として、誰とでも友達になれる人間がやっていたことが紹介されていました。
その方法は実にシンプルで、
相手の好きなことを聞く→その後、教えてもらった作品や情報を実際に全て調べたり、インプットしてみる→そしてまた会った時に共有してみる。
これは確かに相手にとって好感度を上げることに繋がりますし、しかも同じようなタイプの人間とまた新たに知り合った時の会話のタネにもなりますね。
好きなことを聞いて、すぐに自分で実際に調べてみるといいと思います。
他にもなるほど、と思える内容が書かれていました。総じて、悪しき組織の習慣を個人の力で打破する、または環境自体を変えてみるなどして、よりよい環境を自分自身で作っていくためのノウハウが書かれていたと感じました。