今日は、スモールスタートという本の紹介をしたいと思います。
こういう人にオススメ!
・何かを始めたいけど、何をどのようにしたらいいかわからない人。
・やりたいことが明確なのに、行動に移せない人。
結論から言うと、大きな組織の中にいるよりも個人として動く方がリスクが少ないのでどんどん動け!その説明と、スムーズに動けるためのコツを紹介している本です。
私が非常に面白いと感じたポイントは以下の3点です。
・どんなに小さなフェスであっても出店すればそれは実績になる。
・何かを始めたいなら、無給でもいいからその何かを始めている店や人に働かせてもらう。
・失敗はノウハウとして蓄積される。
それぞれ説明していきます。
・どんなに小さなフェスであっても出店すればそれは実績になる。
何かをやりたい場合、大きく動かなければならないと感じがちですが、例えば飲食店のオーナーをやりたい場合は、飲食物の種類・調達方法・予算・場所の模索・人材確保などやることが山積みですし、そんなことをいきなり素人ができるわけがありません。
しかし、自分の地元やどこかでやっている規模の小さい出店ならばなんとか自分でもやれると思うはずです。学祭の出店でも構わないでしょう。
そういった規模が小さい実績でも、それは大きな自信となることを筆者は伝えています。
・何かを始めたいなら、無給でもいいからその何かを始めている店や人に働かせてもらう。
小さく始めるといっても、やはり工夫が必要です。
料理本を読みまくっても料理は上手くなりません。料理をして、それを食べて、評価をして、さらに改善を加えなければ、料理は上手くならないんです。
目的が何かにもよりますが、小さく動いても無駄なことがたくさんある中で、重要なことにフォーカスして小さく動くことの必要性を説いています。
例えば、飲食店開業したいと思って、料理教室に通っても、開業はできないわけです。
・失敗はノウハウとして蓄積される。
個人で動く場合、失敗というものはノウハウとして蓄積されます。そもそも個人で動くので、リスク自体は少ないです。
さらに、何かをやるためには、成功のノウハウも大事ですが、失敗のノウハウも非常に重要です。
失敗をすることで、何をすることは駄目なのかがわかります。しかも、そのノウハウはどこにでも転がっているものではなく、自分独自のものが出来上がるわけです。
私は、このスモールスタートという本を読んでから、今まで躊躇していたブログ開設を行い、この「在庫を持たない本屋さん」ブログと、他もうひとつのブログを開設しました。
私が懸念していたリスクはドメイン代と身バレでしたが、この本を読んでからちっぽけなリスクだと思えたのです。
私は実は10年ほど前からブログは書いてます。ずっとブログをマネタイズしていきたいと考えて試行錯誤していましたが、結局私がよくやる過ちが、「失敗を恐れて動かなくなること」でした。
よくよく考えると、初めは頑張るのですが、結局誰も見てくれないだろうと、記事の更新を止まらせることが多かったわけです。
でもこの本を読んでから、もう一歩なんだよなと思えてきました。それに、ブログ自体はリスクは少ないです。
私自身も小さな実績を積み重ね、実際にブログでマネタイズしている人のやり方を真似て、ノウハウ化された失敗をうまく使っていこうと思いました。